こんにちは
今回は明日香村に鎮座されている奇妙な石造を訪ねてきました。
その中から「猿石」をご紹介します。
猿石といっても4体には名前があるそうです。
写真奥が女性、手前が山王権現
写真奥が男性、手前が僧(法師)なんと背面にも彫られているそうです。
材質は花崗岩で、高取城石付近にも1体花崗岩で同じような石造物の猿石が鎮座されているそうです。
これらは、梅山古墳(欽明天皇陵)付近の水田から見つかり、今の場所、吉備姫王墓前に移されたそうです。
これらの石造物の制作理由は不明だそうで、守り神なのか、イベントのオブジェとして制作されたのかいろいろ想像が膨らみますね。
場所
近鉄飛鳥駅下車、国道169号線信号を東に超えしばらくして左に曲がり、北に向いて歩くこと約10分ぐらいの所に梅山古墳(欽明天皇檜隈坂合陵)右の吉備姫王墓に鎮座されています。
こちらの石造物の背面はみれませんが、奈良文化財研究所飛鳥資料館ではレプリカとして背面もみれるそうなので、いってみてください。
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